レーザーとは?レーザー光の特徴と橋梁補修に活用される理由
現在、橋梁補修工事や鋼構造物塗装塗替工事で活用されているレーザーケレン工法は、「レーザー光」の特性を利用した最新の素地調整技術です。
レーザーは一般的な光とは異なり、まっすぐ遠くまで届き、高いエネルギーを一点に集中できるという特徴があります。そのため、塗膜・サビ・塩分・油膜などの付着物だけを効率よく除去し、母材を傷めにくい施工が可能になります。

レーザー光は自然光と何が違う?
私たちが普段目にしている太陽光や照明の光は、さまざまな方向へ広がりながら進みます。そのため、光のエネルギーは広範囲に分散し、遠くへ届くにつれて弱くなります。
一方、レーザー光は進行方向がほぼ揃っているため、遠くまでほとんど拡散せず、高いエネルギーを維持したまま照射できます。この性質を「指向性」と呼びます。
波長が揃っているから高いエネルギーを維持できる
レーザー光は、光の波長や位相が規則正しく揃っています。
この性質を「コヒーレンス(可干渉性)」といい、光同士が打ち消し合うことなく、一定の強さを保ったまま進むことができます。
そのため、レーザーケレン工法では効率よくエネルギーを付着物へ伝えられ、短時間で塗膜やサビを除去できます。
単色光だから狙った場所だけを加工できる
自然光はさまざまな色(波長)が混ざっていますが、レーザー光はほぼ一つの波長だけで構成されています。
この「単色性」によって光のエネルギーが分散せず、狙った部分だけに集中して照射できます。
橋梁補修工事では、ボルト周辺や溶接部、狭い箇所など、細かな施工が求められる場面も多くあります。レーザー光はそのような精密な作業にも適しています。
小さな一点にエネルギーを集中できる
レーザー光はレンズによって非常に小さな範囲へ集光できます。
これにより、鋼材表面の付着物だけにエネルギーを集中させることができ、母材への影響を最小限に抑えながら施工できます。
この特性こそが、レーザーケレン工法が橋梁補修や鋼構造物塗装塗替工事で高く評価されている理由の一つです。
橋梁補修に最適なレーザーケレン工法
レーザー光の「指向性」「コヒーレンス」「単色性」「集光性」という4つの特長により、レーザーケレン工法は高品質な素地調整を実現します。
サガ・コア&カッター工業では、橋梁補修工事で培った施工技術と、佐賀県内初導入のパルスレーザー設備を活用し、安全性・施工品質・環境配慮を兼ね備えたレーザー下地処理をご提供しています。
橋梁や鋼橋、トラス橋などの維持管理において、レーザー技術はこれからのインフラメンテナンスを支える重要な技術として期待されています。

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