貫く技術が、信頼をつくる
―― サガ・コア&カッター工業のコア抜きが、信頼される理由

穿孔は、施工の“要”になる工程
構造物に穴をあけるコア抜き工事。
配管、設備、アンカー設置、構造検査——
あらゆる現場で必要とされる基本的な作業でありながら、
その精度・仕上がりが、後工程の成否を左右する重要な工程でもある。
コンクリート構造に対し、
正確な位置に、適切な径で、過不足のない深さで穿孔する。
それは単なる“穴あけ”ではなく、構造と精度への理解が求められる技術だ。
図面だけでは足りない。現場で確かめてこそ
穿孔位置は図面通り——そうはいかないことも多い。
サガ・コア&カッター工業では、事前に鉄筋探査を行い、
鉄筋・配管・障害物の位置を正確に把握したうえで穿孔に入る。
「開ける場所を守る」だけでなく、
「開けてはならない場所を避ける」判断こそが、信頼の証となる。

豊富な機材と対応力が、施工の幅を広げる
施工現場の条件はさまざま。
屋内・屋外、高所・狭所、水平・斜め穿孔など、
状況に応じた柔軟な機械配置と施工技術が求められる。
サガ・コアでは、小口径から大口径まで、
多様なサイズの穿孔に対応可能な設備を保有。
水処理装置、集じん機、コア抜き専用架台なども自社で揃えており、
施工環境に応じた最適な体制で臨んでいる。
経験に裏打ちされた“施工判断”
現場で求められるのは、単なる技術ではない。
下地の状態を見極め、施工手順をその場で調整できるか。
それがコア抜きの品質を決定づける。
たとえば、構造への影響を最小限に抑えるための角度調整、
隣接部材への干渉を避ける切削深度の管理、
水の飛散や粉じん対策を現場で即時対応する判断——
こうした細部の対応力が、工事全体の流れを整える力になる。

穿孔ひとつで、仕上がりが変わる
開ける位置がずれれば、配管も金物も収まらない。
断面が粗ければ、密着性が下がり、施工不良の原因になる。
だからこそ、一つひとつの穿孔に“施工品質そのもの”が問われる。
見た目には残らないかもしれないが、
正確に、静かに、そして無理なく開けられたコアこそ、
信頼される現場の証である。
穿孔精度が、全体の完成度を支える
「このサイズで、ここに、確実に抜いてくれる」
その信頼があるから、現場が動く。
私たちは、コア抜きという小さな作業を、
施工全体の確実性を支える役割として捉えている。
構造を壊さず、仕上げを乱さず、工程を止めずに進める。
その一手が、現場の流れを守っている。