レーザークリーナーの仕組みと原理とは?レーザーケレンで付着物だけを除去できる理由
レーザークリーナーとは
レーザークリーナーとは、高エネルギーのレーザー光を照射し、対象物の表面に付着したサビ・塗膜・油膜・酸化皮膜・塩分・樹脂などを除去するクリーニング装置です。
橋梁補修や鋼構造物塗装塗替工事で使用されるレーザーケレンは、このレーザークリーナーの仕組みを利用した次世代の表面処理技術です。
研削材を使用せず、レーザー光だけで付着物を除去できるため、環境負荷の低減や高品質な素地調整が期待されています。

レーザークリーナーの原理
レーザークリーナーは、レーザー光を母材の表面へ照射し、付着物だけにエネルギーを集中させます。
塗膜やサビはレーザーエネルギーを吸収して瞬時に蒸発・飛散しますが、鋼材(母材)はレーザー光を反射しやすく、熱が広がる前に照射が終了するため、大きなダメージを受けにくいという特長があります。
この現象は「レーザーアブレーション」と呼ばれ、レーザーケレン工法の基本原理となっています。
母材を傷めにくい理由
従来のブラスト工法やディスクグラインダーでは、研削材や砥石が直接母材に接触するため、表面を削りすぎたり傷を付けたりすることがあります。
一方、レーザークリーナーは接触せずに付着物だけを除去するため、母材への負担を抑えながら施工できます。
さらに、パルスレーザーを採用することで熱影響も最小限に抑えられ、高品質な素地調整を実現します。
レーザークリーナーのメリット
レーザークリーナーは、サビ・塗膜・油膜・酸化皮膜・塩分などを効率よく除去できるだけでなく、母材へのダメージが少ないことが大きな特長です。
また、研削材を使用しないため、粉じんや廃棄物の発生量を抑えられ、環境に配慮した施工にもつながります。
狭い場所や複雑な形状の施工にも対応しやすく、橋梁・鋼橋・トラス橋・水門・堰など、さまざまな鋼構造物補修で活用されています。
レーザーケレンで活躍するレーザークリーナー
サガ・コア&カッター工業では、橋梁補修・鋼構造物補修を中心にレーザークリーナーを活用したレーザーケレン工法を採用しています。
母材を傷めにくく、高品質な素地調整を実現するとともに、局所集塵機・有毒ガス集塵機を組み合わせることで、作業環境や周辺環境にも配慮した施工を行っています。
まとめ
レーザークリーナーは、高エネルギーのレーザー光を利用して、サビ・塗膜・油膜・酸化皮膜・塩分などを効率よく除去するクリーニング技術です。
接触せずに付着物だけを除去するため、母材へのダメージが少なく、高品質な素地調整が可能です。
橋梁補修や鋼構造物塗装塗替工事において、施工品質・安全性・環境性能を兼ね備えた次世代の工法として、レーザーケレンの活用が広がっています。

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