レーザー発振器とは?レーザーの基本構成をわかりやすく解説
レーザーケレン工法で使用されるパルスレーザーは、レーザー発振器(レーザー光を発生させる装置)によって高品質なレーザー光を生み出しています。
「レーザー」と聞くと一本の光が出ているだけのように見えますが、その内部では複数の部品が連携し、高エネルギーのレーザー光を作り出しています。

レーザー発振器は3つの要素で構成されています
レーザー発振器は、大きく分けてレーザー媒質・励起光源・共振器の3つの要素で構成されています。
レーザー媒質
レーザー媒質は、レーザー光が発生する中心となる部分です。
ここで光エネルギーが増幅され、レーザー光として放出されます。使用するレーザーの種類によって、光ファイバーや結晶、ガスなどさまざまな媒質が用いられます。
励起光源
励起光源は、レーザー媒質へエネルギーを供給する役割を担っています。
電気エネルギーを光エネルギーへ変換し、レーザー媒質を励起させることで、レーザー発振に必要な状態を作り出します。
共振器(ミラー)
共振器は、2枚のミラーによってレーザー光を何度も往復させ、光を増幅する仕組みです。
一方のミラーはほぼ100%反射し、もう一方は一部だけ光を透過させるため、十分に増幅されたレーザー光だけが外部へ照射されます。
なぜ高いエネルギーのレーザー光が生まれるのか
レーザー光は、共振器内で何度も反射と増幅を繰り返すことで、高いエネルギー密度を持った光になります。
そのため、エネルギーを一点に集中させることができ、塗膜・サビ・塩分・油膜などの付着物だけを効率よく除去できます。
この原理を利用しているのがレーザーケレン工法です。
橋梁補修に活用されるパルスレーザー
橋梁補修工事や鋼構造物塗装塗替工事では、母材への影響をできるだけ抑えながら、高品質な素地調整が求められます。
パルスレーザーは、瞬間的に高いエネルギーを照射することで、鋼材を傷めにくく、塗膜・サビ・塩分・油膜を効率よく除去できます。
そのため、橋梁や鋼橋、トラス橋などの維持管理において、新しい素地調整工法として注目されています。

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