ケミカルアンカーとは?施工手順と失敗しないポイントをわかりやすく解説 | サガ・コア&カッター工業(株) | 佐賀県白石町

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ケミカルアンカーとは?施工手順と失敗しないポイントをわかりやすく解説

建築や土木の現場で欠かせない「ケミカルアンカー」。
高い強度と耐震性能を実現できる一方で、施工ミスが重大な事故につながることもあります。

この記事では、ケミカルアンカーの基本から施工手順、注意点までを分かりやすく解説します。

ケミカルアンカーとは?

ケミカルアンカーとは、接着剤(樹脂)を使ってボルトや鉄筋を固定する「あと施工アンカー」の一種です。

コンクリートに穴をあけ、そこに樹脂を充填して固定するため、
強度が高く、耐震補強や重量物の設置などに広く使われています。

主に次の2種類があります。

  • カプセル型:樹脂入りカプセルを挿入して破砕するタイプ
  • 注入型:ガンで樹脂を注入するタイプ

基本の施工手順(5ステップ)

① 穴あけ

設計図に従い、適切な径・深さで穿孔します。
目安は「アンカー径の約2.5~3倍の深さ」です。

② 穴内の清掃(超重要)

接着不良の最大原因は“清掃不足”。

  • ワイヤーブラシで清掃(2回以上)
  • エアブロワーで粉塵除去(3回以上)

③ 樹脂の充填

タイプによって方法が異なります。

  • カプセル型:回転させながら破砕
  • 注入型:適量を均一に注入

④ ボルト・鉄筋の挿入

樹脂が均一に広がるように慎重に挿入します。

⑤ 硬化時間の確保

完全硬化まで待機することが必須です。

温度による目安:

  • 低温 → 硬化が遅い
  • 高温 → 硬化が早い

(例:数時間〜最大24時間程度)

失敗しないための3つのポイント

① 清掃を徹底する

粉塵や水分が残ると、接着強度が大きく低下します。

② 硬化時間を守る

「まだ大丈夫だろう」はNG。
完全硬化前の荷重は強度低下の原因になります。

③ 強度確認(引張試験)

必要に応じて試験を行い、施工品質を確認しましょう。

ケミカルアンカーは非常に高い性能を持つ反面、
施工の正確さがそのまま安全性に直結する技術です。

特に重要なのは

  • 穴内の清掃
  • 硬化時間の厳守
  • 施工後の確認

これらを徹底することで、確実で安全な固定が実現できます。

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