コンクリートを切るのに水が必要な理由~実は切断作業に欠かせない大切な役割があります~
道路工事やコンクリート構造物の切断作業を見たことがある方は、
「なぜ水を流しながら切っているのだろう?」
と疑問に思ったことがあるかもしれません。
実は、切断作業で使用する水には重要な役割があります。
今回は、コンクリートを切る際に水が必要な理由についてご紹介します。
コンクリートはとても硬い材料
道路や橋などに使われるコンクリートは非常に硬く、専用のダイヤモンドブレードを使用して切断します。
切断時にはブレードとコンクリートが激しく接触するため、大きな摩擦熱が発生します。
そのまま作業を続けると、ブレードの性能低下や損傷につながる恐れがあります。
水の役割① ブレードを冷却する
切断時に流す水の大きな役割のひとつが冷却です。
水によってブレードの温度上昇を抑え、安定した切断性能を維持することができます。
これにより、安全で高品質な施工につながります。
水の役割② 粉じんを抑える
コンクリートを切断すると、細かな粉じんが発生します。
水を使用することで粉じんの飛散を抑え、作業環境の改善や周辺環境への配慮につながります。
安全な施工を行うためにも重要な役割を果たしています。
水の役割③ 切断面をきれいに保つ
切断時に発生する細かな切削くずを洗い流すことで、切断ラインが確認しやすくなります。
その結果、より正確で美しい切断が可能になります。
そして発生する建設汚泥
水を使って切断すると、コンクリートの粉と水が混ざった泥状のものが発生します。
これが「建設汚泥」です。
建設汚泥は適切に回収・処理しなければなりません。
サガコアの取り組み
サガ・コア&カッター工業株式会社では、切断工事だけでなく、建設汚泥の適正処理やウォーターリサイクルにも取り組んでいます。
使用した水を再利用し、発生した固形分を再資源化することで、環境負荷の低減と循環型社会の実現に貢献しています。
見えないところにも、多くの技術と工夫が詰まっています。
これからも安全・高品質な施工を通じて、地域のインフラを支えてまいります。





